8月も終わり、この夏も昨年に続きコロナ、コロナ、コロナ・・で何かと息苦しさを感じることの
多い毎日でしたね。
ここ数日は夜になると鈴虫のなき声が聞こえるようになりましたが。
少し前は連日30度を超える暑さで、朝、庭の草花たちにたっぷりと水やりしても、昼前にはもうしんなりと
しな垂れてしまうくらい。昼間にはやぶ蚊も飛んでない。
セミたちの競い合うような合唱が降り注ぐ中でのヨガレッスン。
私はヨガを行う時は出来るだけエアコンはあまり効かせたくないので、本当なら窓を開けて、風を入れて
と思うけれど流石にこんな毎日ではそれは無理。熱中症まっしぐらになってしまうので、27度、弱風で
エアコン様に頼ります。
そして、初夏の頃からレッスンに取り入れるのがシーターリーという冷却呼吸法。
ヨガの発祥の地であるインドはとても暑い国。この呼吸法は体感温度をとても下げる効果があるので
ヨガをしない人たちもインドでは行うことがが多いとか。
冷却呼吸のやり方は…まずは舌先をUの字にして口をすぼめ、そのUの字の舌先から、何かとても冷たいもの
例えば南極大陸、かき氷、スーパーの冷凍食品庫の前、北海道の流氷などを頭の中で思い浮かべて
思い切り息を吸い込む。吸いきったら一旦呼吸を止めて、その冷たくイメージした
酸素を身体中、手先、足先にまで滞りなく巡らせる。
そして次は身体中を巡った生温い酸素をゆーっくりと鼻先から吐き出していく。
これを数回繰り返すと徐々に体温が下がっていくと言われています。
もしエアコンの効かない場所で暑さをしのぎたくなったりしたら、思い出してやってみてくださいね。
逆に冬にはカバラパティや4呼吸やパストリカ(ふいご)の呼吸など身体の内側に熱を起こして、体温を上げやすく
する呼吸法をよく行います。
そして自律神経の働きを調整しやすくしてくれる片鼻呼吸法(ハタ呼吸)、呼吸によって気の流れをコントロール
するウジャイー呼吸(勝利の呼吸)、
マントラ(真言)を唱えることで雑念を取り払うマントラ呼吸、
お腹から胸、肩、のどまでを意識して肺の下部、中部、上部すべてを使う完全呼吸(横隔膜呼吸)などなど
ヨガには様々なシーンで、その場で使い分け出来る呼吸法がたくさんあります。
その日、その時にぴったりのあった呼吸法を自分で選んで活用して生活の中で役立てていくのもありですね。
人は産まれた瞬間からおぎゃーの泣き声とともに呼吸を始め、死ぬまで呼吸を続けます。
毎日当たり前のように行っている呼吸ですが、この呼吸が自分と世界を繋いでいます。
今日も普通に呼吸が出来ることに感謝です。
営業時間 9:30~22:00
定休日:不定休
Event List
逗子のヨガスタジオ/ファンシーヨガ
〒249-0004
神奈川県逗子市沼間5丁目12−4
逗子インターから車で4分!
緑に囲まれた一軒家で上質で心地の良い時間を過ごしませんか?
※車でお越しの場合は無料駐車場あり
※JR東逗子駅からバスで10分
(駅まで車で送迎も可能です)